
エゾムラサキツツジ。
葉が開くよりも先に花が咲く。
もともとは山地に自生していたものだけど、今ではどこにでもある。
特に道東に多いらしい。
<2008.05.21撮影>

たぶん、ヨドガワツツジ(淀川躑躅)。
別名ボタンツツジ。チョウセンヤマツツジの雄蕊が花片に変化して八重咲きになったもの。
たぶん、ってのは、葉を見るとシャクナゲっぽいし、確信が持てない…。
ツツジ科の植物ってのは、約100属1,350種もあるんだってよ。すげっ。
<2008.05.21撮影>

レンゲツツジ(蓮華躑躅)。
東北より北部ではポピュラーなツツジ。
花の色は朱橙色で南の地域ほど黄色っぽくなるそうだ。
葉や花、密は有毒。放牧地の馬や牛も絶対に食べないらしい。こわっ。
<2008.05.26撮影>

たぶん、キレンゲツツジ(黄蓮華躑躅)。
レンゲツツジの黄色バージョーン。
レンゲっていうのは蕾のカタチから来ているらしい。
確かにレンゲのようなカタチだわ。
<2008.06.05撮影>

たぶん、ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)。
山地から亜高山のやや湿り気のある草原や湿原に生えるツツジ科の落葉低木。
裏白とは葉の裏が白いから。瓔珞とはインドの貴人や仏像の装身具のことで、この花のようなカタチらしい。
<2008.06.13撮影>

エゾツツジ(蝦夷躑躅)。
北海道で最初に発見されたことが名前の由来。
ツツジといっても高さは30センチにも満たないほど。
上の花びらには斑点があって、10本の雄蕊のうち下の5本が長いのが特徴。
プックリとした蕾も愛らしい。
<2008.06.13撮影>

サカイツツジ、かも知れない。
だとしたら──ヤバイよぉ。
だってね、根室の湿地(楽石岬)にのみ生息する国指定天然記念物。
しかも絶滅危惧種でもある。
でもね、高さが50センチくらいなこととか、枝先に小さな濃い紅紫色の花をつけることとか、花が小さくて2センチくらいなこととか、似てるんだよなぁ。
<2008.06.13撮影>

ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)。
葉が外に巻き込んでいること、大振りの花が数個まとまって咲くこと、その花びらには黄緑の斑点があることが特徴。
というわけで、たぶん、ハクサンシャクナゲ。
<2008.06.18撮影>

コケモモ(苔桃)。
高さ10センチほどしかないツツジ科の常緑小低木。
小さな姿を苔に、秋に実る赤い実を桃に見立てて名付けられたらしい。
完熟した実は、富士山ではハマナシ、北海道ではフレップ、北アメリカではマウンテンクランベリーと呼ばれている。生で食べるほか、ジャム、ゼリー、果実酒などに利用される。
うちのも赤い実がなるのかなぁ。
<2008.06.18撮影>