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アグリビジネスで北海道の活路を拓く。

夢会議は平成19年度の設立以来、「どうしたら北海道は元気になれるのか」「我々YEGはどんな夢を語ったらいいのか」ということを念頭に置いて勉強と行動を繰り返している。これまでも外部の方を招いての懇談や勉強会を開き、年度末にはフォーラムなども開催してきた。

今年度1回目となる会議でも講師を招いての講話があった。そのタイトルが「アグリビジネスで北海道の活路を拓く」。講師はこの6月1日付で北海道銀行に新設されたアグリビジネス推進室でその業務を担う西山泰正氏。大阪出身の方で、大学で農業を学び、北海道庁に入庁。農業分野で活躍し、留萌支庁長や農政部長を歴任し、昨年北海道銀行へ。北海道農業法人協会の顧問もされている。若い頃には十勝での赴任歴もあり、奥さまは士幌町の農家さんご出身だそうだ。

講話の主な内容は「農業と2次産業3次産業が連携して地域内での農産物付加価値づくりを高め、儲かる農業を追求していこうや」というもの。道内で生産された農産物は、食品の原料として道外に運び出され加工されているけれど、これが道内で加工されるようになればどんな経済波及効果があるのか、自給率や生産額、雇用数など具体的な数値で示された。そして、異業種参入など農業生産法人の実態やそのメリットについても。
「農業の6次産業化」という聞き慣れない新しい言葉もでてきた。付加価値向上を推進するためには、他業種からの経営力、技術力をフル活用する農商工連携が不可欠で緊急を要する案件だと。1次と2次と3次をそれぞれ足しても、あるいは掛けても「6」。なるほど〜。

要するに、農商工で連携して、あるいは異業種の農業参入や農業生産法人化で、北海道のアグリビジネスを発展させましょう、と。

この話を十勝に置き換えてみる。
確かに農業なくしてこの地域の発展はあり得ないとあたしも思うし、農商工の連携はもっと密になってもいいはず。だけど、それって実際に農業に携わったことのない人たちのエゴというか、きれい事を言っているだけのような気もしてしまう。
あたしの場合、父も母も農家の生まれで、親戚や親類に農家も多い(離農してしまった人も多いけど)。あたし自身、田舎で育ったから農業は凄く身近な存在だし、その頃の農業と現在の農業の違いも少しは分かるけれど、それはほんの一部のことで、全てを理解できているワケじゃあない。
農商工の連携は確かに必要だと思うけれど、異業種の参入って農業者から見れば脅威かもしれないし、望まれていないかもしれない。法人化だってしたくてもできない事情があるのかもしれない。業種に関係なく、同じ地域で生活する人間として、もっとあたしたちは農業のことを知るべきじゃあないだろうか。

そんなことを考えながら5日は朝9時過ぎのJRで帰路に。

その日の夕方、取材で市内の農家を訪問した。
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美栄町といっても、学区は清川だし、位置的にも清川地区に近いとやま農場。今時期は播種と畑管理の繁忙期。完全に陽が沈んでからでないと時間が取れいないということで、夕方にお邪魔して明るいうちに勝手に写真を撮って、暗くなってからいろいろなお話をお伺いした。
この地域では典型的な主要4作物(小麦、馬鈴薯、豆類、ビート)を生産する農家でありながら、早くから産地直送に取り組み、体験受け入れなども積極的にやってきた農家さん。

前日の西山氏のお話、そして外山さんのお話、やっぱり、あたしたちはもっと農業を知るべきだと思う。北海道の、十勝の、活路を拓くために。
by younotame | 2009-06-06 23:59 | YEG | Comments(0)
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