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中小企業論。

いきなり、難しいタイトルでスミマセン。
本日12日は帯広市中小企業振興協議会の研修会に行ってきた。
これは、行政と中小企業関係団体、市民が中小企業振興を通じた地域産業の振興方策について協議・協働する場として設置された機関で、「モノづくり・創業」「経営基盤・人材」「産業基盤部会」「交流部会」という4つの部会も設けられている。縁があって、あたしも部会のひとつに参加させていただいている。
協議会本体や他の部会には、数人のYEGのメンバーもいる。
でも、今日の研修会に顔を出していたのは、あたしだけだったな。みんな忙しいんだろうけど、ちょいと淋しい。

研修会の内容はというと、中小企業論を専門とする慶應義塾大学経済学部の教授、小樽商科大学商学部の准教授、阪南大学経営情報学部の専任講師の先生方が講師。60年生まれ、76年生まれ、78年生まれという若い方々ばかり。この3人は日曜日に帯広入りし、3日間かけて市内の企業を訪問して歩いたそう。地域中小企業論の視点から見た帯広地域の中小企業の可能性を鼎談という手法で述べられた。

無知なあたしは「鼎談(ていだん)」という言葉を知らなかったんだけど、「三人が向かい合って話し合うこと」だそうだ、なるほど。

帯広市は今、産業振興ビジョンをまとめるべくこの協議会を進めているけれど、先生からは、「ビジョンの完成度や美しさと実際の産業振興とは直接関係ない。それをどう活用するのか、仕組みづくりや基本的な問題意識の共有が第一の課題」と厳しいご意見も。
あたしの場合、こういう話題もついついYEGに置き換えてしまう。
立派なスローガンや基本方針を打ち立てても、それに満足せず、それをどうしていくか、それに向けてどうしていくかを、常に議論しなければならないのだと思う。

中小企業論。_a0050669_32244.jpg会場はガーデンズホテル。
声の調子も悪いままだし、帰ってからシゴトもしたかったので、車で。「あれ、今日は呑まないのかい?」と数人から声をかけられる。やっぱ、ここでも酒豪の烙印が押されているのかしらん。
テーブルの上にはお品書き。
こういうのって、ウレシイ。隣に座られた阪南大学の先生とも食の話しが盛り上がった。最近気になっていた十勝野ポークの新商品「十勝野純粋紅豚」もローストで味わうことができた。

もちろん、先生とは食以外のお話もたくさん。周りは企業の社長さんだったり、商店街の役員さんだったり、銀行の支店長だったり、市の職員さんだったりするなか、あたしみたいなのがいたことが斬新だったみたい。行政のこと、地域の産業のことなどを広くて浅い知識を駆使して会話をつなぐ。あうるずの取り組みなども説明したが、とても興味を抱いてくれたようだ。

今日の学びもこの出会いも、いつかきっと自分の糧になると信じたい。
by younotame | 2008-03-13 03:45 | etc...
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