朝から快晴。上昇気流でモコモコした雲が青空に映える。
危ぶまれていた花火も無事に開催。
「60%しか設置は無理だろう」「スタート時間が遅れるかもしれない」などなど
いろいろな課題を残したままだったのだが、
時間通りにスタートできたし、ほんの一部を変更しただけで全てのプログラムを実施できた。
水没したトラックのうち1台は無事にエンジンがかかったそうだが、
札幌の音響会社のトラックは復活できず。
帯広ではレンタカーが手配不可能で、札幌からレンタカーが走ってきた。
レンタカー代、レッカー代、修理代……と痛い出費に嘆くGちゃん。
彼のおかげで、花火の音響設備は成り立っている。
あたしのミッションは、このズラリとイスが並んだ有料ペア席の受付及び席への誘導など。
そして花火。近すぎで全体を撮すことは不可能だった。
現場で花火を見るのは何年振りだろう。
会社勤めしていたときも、GちゃんがUターンで戻ってきてからは、
あたしは平原まつりに専念していたから、当日に会場に行くことは少なくなった。
「シゴトだから」と割り切れば大丈夫なんだけど、実は人混みが大の苦手だし。
昨年も久しぶりに花火現場復帰の予定だったのに、延期のおかげで当日は行かなかったし。
そんなあたしだが、「オオミヤちゃんいて助かった」「心強い」と言ってもらえると
素直にウレシイし、声をかけてくださる主催者の担当者に感謝したい。
そして、ブランクがあるあたしを受け入れてくれる花火を支えるスタッフさんたちにも。
それにしても、久しぶりにOCTVではなく現場で見る花火は圧巻。
しかも、昨夜までのあの状況から、無事に開催できるようにしてしまった
各分野のプロフェッショナルなスタッフさんたちのパワーは凄い。
おまけ。
当初は14時に集合だったのだが、朝から出動し、前日クリアできなかった業務を一人でこなす。それが終わって一息ついた9時47分に美瑛で農薬散布中のBOSSから電話が。
「現場を2時間ほど抜けられるか?」と。
昨日の豪雨で河川の氾濫が激しく、急遽、空撮の依頼があったのだ。事情を説明し、中抜けの許可をいただいてミッション遂行。
あちこちで河川敷は浸水しているし、頭の中にインプットされている十勝川とは異なる姿に驚いた。昨日の雨の凄さを改めて実感する。